SB店員がSOUNDPEATS Truengine 3SEを半年くらい使ったレビュー
お世話になります。
最近のスマホって結構イヤホンジャックがなかったりしますよね。
日本製のXperiaとかAQUOSとかはあったりするんですけど、iPhoneを始めとする海外製のは無いことが多かったりします。
ってことでSOUNDPEATSさんのTruengine 3SEっていうTWS、ワイヤレスのイヤホンっていうのを買ってみて半年くらい使ったんで良かったとこと微妙なとこを語っていきます。
音質をゴリゴリに気にするってわけじゃあない人間だけど、かなり満足出来るものでした。
良いとこ
コスパの良さ
まずコスパかなり良いです。
今現在Amazonで6000円くらいなんですけど、僕が買った時はなんかセールやってて5300円くらいでした。
携帯ショップにもワイヤレスイヤホン置いてますけど、安くても7000円とかなんで6000円くらいは安め。
そして値段の割に性能が良いんです。
まず対応コーデックがSBC、AACはもちろんaptXまで対応してるんでワイヤレスイヤホンの宿命である遅延があんまりないです。
まったくないってわけじゃあないけど、動画とか映画、音楽聴くぶんにはまったく問題なし。
音ゲーにはちょっと使えないかなって感じ。
で、値段の割に音も結構いいと思います。
なんか詳しいことはわかんないけど、ドライバーユニットが2つ搭載されててそれぞれが高音と低音を司ってるらしいです。
ってことで、低音とか高音とかなんか聞き取りづらい音があるとか、そんなんも特に無く音に拘りがない人間が10人居たら8人はいい音って言いそうな感じの音がします。
少なくともiPhoneと一緒に入ってたEarPodsとか、スマホについてくるイヤホンよりは格段にいい音してます。
接続が楽で安定してる
接続もかなり楽です。
Android、iOSどっちでも接続方法は同じで、ケースから出したらBluetoothの設定画面で一覧に出てくるのでタップするだけ。
以降はケースから出せば数秒で勝手につながってくれますし、違うデバイスにつなぐときもBluetoothの設定画面でタップするだけなんで気軽に使い分け出来ます。
で、繋がった後も安定してます。
なんか接続方式が他のと違ういい感じのやり方で、不安定になったとかは今のとこ1回もないですね。
両耳と片耳の切り替えも、一瞬ってわけじゃないけど数秒で切り替えてくれるんで便利。
昔、同価格帯のワイヤレスイヤホンを使ってたときはケースに入れてるのに勝手に繋がって勝手に電池消費して自滅するみたいな感じだったし、接続もくっそ不安定でつながるまでケースに出し入れしてたりしてたんでTWSに嫌なイメージもってたけど、そのイメージを払拭してくれましたね。
充電がUSB-TypeC
最近のTWSはだいたいそうかもですが、ケースの充電端子がUSB-TypeCです。
メインのスマホがAndroid端末の人はスマホと同じ端子で充電出来るんで地味に嬉しい点。
安いやつだとMicroUSBだったりするから余計にケーブルが必要だったりするけど、この値段でUSB-TypeCなのは良いんじゃあないでしょうか。
別に多くを語るところではないけど、地味だけど重要な点だと思います。
電池もちが異常
こいつ、電池もちがバケモンです。
スペック上6.5時間使えて、ケースの充電を合わせると30時間以上使えるみたいなんですが、これマジです。
スマホのスペック表とか車の燃費みたいに上振れした数字じゃなくって、マジでこんくらい持ちます。
週5日出勤で休憩時間に40分くらい動画を見るって生活を1週間すごしても、無充電で余裕でいけます。
電池残量のランプが4つあるんですけど、3個残ってました。
まあ時間にすると3時間4時間なんで当たり前なんですけど、勝手に放電されることもなく、普段遣いなら多くても1週間に1回の充電で済みますね。
連続使用の電池もちも良くって、なんか見てたり聴いてたりしてていきなり電池が切れるなんてことも一切ありませんでした。
電池がなくなったから充電するっていうよりかは、思い出したら充電してあげるくらいの感覚です。
遮音性がまあまあ良い
イヤホンを付けたときの遮音性もなかなか良いです。
ただこれはノイズキャンセリングってよりかは純粋に密閉されてるから外の音が入ってこないって感じです。
外の音が完全にシャットアウトってわけではなくある程度は聞こえます。
けど何か聴いてたら雑音は気にならないくらいには遮音性は高いですし、これを付けたまま人と会話することは結構難しい感じです。
まあ形からしてフィット感重視で作ってるぽいし、そのへんはよく考えられてるんだと思います。
微妙なとこ
タッチセンサーが微妙
音楽の再生とか、停止とか、ボタンじゃなくてタッチパネルで操作する感じになってます。
ボタンみたいに押すんじゃなくて触るだけで操作出来るんで耳に押し込まれなくていいって利点はありますけど、操作しずらい。
触る回数で操作が変わったりするんで、その判定の時間か知らんけど触ってからちょっとして操作が反映されるんですよね。
だから触れてるのか触れてないのかよくわからんから何回か押したら意図した操作と違うことになってるなんてことがよくあります。
あと場所的に触りやすいけど、触りやすいからこそ誤爆が多い。イヤホン外そうとしたらあたったとか、つける時にあたったとかもよくあります。
正直ボタンのほうが良かった。
ワイヤレス充電非対応
これは個人的にはそこまで気になるってわけじゃあないけど、あったら便利だなってやつです。
充電端子はUSB-TypeCだし、そもそも電池もちがイかれてるから充電さす機会も少ないからあんまり気にはならんですけど、やっぱワイヤレス充電対応してたら嬉しい。
スマホとかだと充電しながら操作できないからあんまり好きじゃないんですけど、ワイヤレスイヤホンって充電しながら使えないから、じゃあ充電方法は楽なほうが良いよねって話ですね。
充電器さすより置くほうが圧倒的に楽ですからね。
長時間つけてると痛い
これは耳の問題もあるかもだけど、ずっと付けてたら耳が痛くなります。
具体的には2時間くらいから辛くなってくる。
音漏れとかもなくって遮音性も高いからかなり耳にフィットしてるんだと思うんですけど、それが逆に耳に負担になってるんかな。
まあこまめにケースに入れることになるから電池切れとは無縁って感じにも思えるけど、付けてるのを忘れる装着感もあったら最高だったかも。
通話には向かない
このイヤホンを使っての通話はあんまりオススメ出来ないです。
というのが遮音性が高いから自分の声があんまり聞こえないんですよね。
耳塞いでしゃべると変な感じがするのと同じで、喋りづらい。
聴くのにはいいけど、しゃべるのには微妙です。
これとさっきの耳が痛くなるやつのダブルパンチで長時間のウェブ会議とかには向かないです。
やるとしたら片耳につけてやる感じだとまだマシ。
結論:コスパ最強のTWS
以上、良いとこと悪いとこでした。
結論としては、電話とかこっちから喋る使い方は向かないけど、聴く用途にはかなり向いてると思います。
音質も良い、電池持ちも良い、接続とか使い勝手も良い、そのくせくっそ安いとかいうコスパ最強のTWSになってると思います。
多分1万ちょっとするって言われても納得すると思う。
AirPodsとか高いイヤホンはありますが、入門用とかとりあえずどんなものか試してみたいって人にもオススメです。