携帯ショップ店員に向いている人をSBショップ店員が考察
お世話になります。
僕は普段携帯ショップで働いていて、もう4年くらい続いてて結構長い間勤務しています。4年で長いってのもやばいですけどね。
で、新しく入ってくる人とか辞めていく人とか見てきて、ショップ店員に向いてる人、そうでない人っていうのがある程度わかってきたんで、今回はそこについて語ってみようと思います。
完全に僕の独断と偏見混じりの意見になりますんで、ご了承ください。
けど結構合ってると思うんで、もしこの業界を検討している人がいたら自己分析してみてください。
責任感がない人
責任感がある人は携帯ショップの店員になるべきではないです。
というのが、責任感が強いとお客さんの理不尽なクレームでも精神的に病むし、上からノルマの圧力でも病みます。
ショップ店員してると、こっちは悪くないのに難癖つけてくる奴とかどうしようもないところをグチグチ言ってくる人に出会います。
そこで責任感がない人だと、出来ない物は出来ないってことで突っぱねることが出来るんですけど、責任感が強い人だとなんとか解決しようと頑張ってしまいます。
もちろん、こっちの不手際でお客さんに迷惑をかけたんであれば責任を持って解決するべく頑張るべきだと思いますが、理不尽なクレームに対して誠実な対応をする必要はありません。出来ないものは出来ないんで。
僕の話なんですけど、一番印象に残ってる理不尽なクレームがあって、委任状の記入不備に関する事例ですね。
名義人が来れない場合、名義人が記入した委任状を持って代理人が来店すれば手続きをすることが出来るっていうのは携帯ショップに限らずある制度なんですけど、記入不備があると受付が基本出来ないんです。
で、そのお客さんはバリバリ記入不備の委任状持ってきてたんで「不備があるんで受付出来ないですね」って言ったら「いやここ書けばいいってここで言われたし、話違うし」みたいな事を言うんですね。
でもね、書くべきところにマーカーで線引いてるんで、正直バレバレの嘘ついてるんです。
マーカー線の意味を知っていて目が見える人であれば大丈夫なんで、もしかしたらそうではない人だったかもしれないんですけど、明らかに説明済みの事を聞いてないって言い張る理不尽な人もいます。
ここに対して責任感の強い人は謝罪してしまったり、なんとかすぐ手続きをしようと低姿勢でいってしまうんですけど、こんなこといちいちしてたらすぐメンタル的にしんどくなります。
あと上からの圧力に対しても責任感が強いとすぐ押しつぶされてしまいます。
携帯ショップはどこも絶対にノルマがあります。けどそのノルマって普通にお客さんの事を考えてやってたら達成出来ない数字で、結構無理なことしないと達成できないノルマだったりするんで、そこを絶対達成するって気持ちで行くと精神的にしんどくなります。
代理店とか店舗、キャリアにもよると思いますが、ぶっちゃけ普通に手続き出来てある程度実績があれば首を切られることはないと思います。
なんでノルマはそこそこに手を抜きつつ働けるくらいの人のほうが長続きすると思います。
自己中な人
自己中心的な人はこの仕事に向いてると思います。
まあ自分を自己中って言う人はあんまりいませんけどね。
これは責任の話とちょっとかぶるんですけど、他人の要望、期待に応えようと頑張ってると自分が滅びていってしまうって話です。
例えば閉店十分前に機種変更にお客さんが来たとして、これを受けるかどうかでも判別出来ます。
他人思い出優しいかたや責任感のあるかただともちろん受けます。
お客さんからしても要望に応えて貰ったわけですから良いし、会社からみても数字を伸ばしてくれたってことで良い。
で、自分の実績伸ばせるから全然オッケーカモンベイビーって人は自分の利益になる行動をしてるんで良いんですけど、そうでない早く帰りたいのに残業になってしまった思う人はいい思いはしないと思います。
ここで他人思いの行動を続ける人は、そう遠くないうちにしんどくなって辞めたくなります。
ただでさえ変なこと言って来るが少なくない仕事なんで、力を抜ける部分は抜かないともたないと思います。
グレーな方法でもやれる人
先程お伝えしたとおり、携帯ショップにはノルマがあって普通に要望に応えてるだけでは達成できない数字です。
ってことで無理をしないと達成に近づけないんで、グレーな手法でも実践して数字を出す必要があります。
要はコンプラ違反の黒いやり方はアウトですが、そこに引っかからないけどこれはどうなんだってレベルの売り方をやっていくって事ですね。
もし携帯ショップでわけのわからん提案をされたことがある人がいたら、多分グレーなやり方なんだと思います。
で、ここでグレーに染まれるか、染まれないかで何が変わってくるかって言うと上からの評価です。
長く勤めるんであれば上からの評価は良いに越したことはないです。
さっきも言ったんですけど、ある程度実績があれば手を抜いていても首を切られることはありません。
けど、グレーなやり方は嫌だ、でも実績は出ないって人はクビ候補筆頭です。
もちろんホワイトなやり方で結果を出し続けることが出来れば一番でそれが理想ですが、良く言えば工夫をしていかないとだめな場面も出てくる場合があるんでそこに対応出来るかどうかも重要な要素になってくると思います。
まとめ
以上、携帯ショップ店員に向いているであろう人の考察でした。
一言でいうと、自分の事を大事に出来るかどうかってとこにはなってきますね。
どの仕事でも言える話かもしれませんけど、ストレスの多い業界なんで、いかにストレス発散出来るか、ストレス蓄積を抑えることが出来るかってとこが鍵になるんで、自分を大事出来るかってところが本当に大事ですね。
もしこの業界を検討してる人がいたら、自己分析の参考にしてみてください。