【ノルマはあるぞ】携帯ショップの理想と現実、本音と建前
お世話になります。
今日もTwitter見てたらこんなツイートがありました。
面接官はとても良いことを言ってます。
が、これ多分どの代理店でも起きてる現象なんじゃないかと思います。
今回はツイートの解説をしつつそんな携帯ショップの理想と現実と本音と建前が混じり合ったことをつらづらと書いていきます。
目標?ノルマ?
まず目標とノルマって何が違うんでしょうか。
コトバンクからそれぞれ引用するとこんな感じでした。
ノルマ
目標
ざっと読んでみると、ノルマは他者から課せられるもので、目標は自分で設定するものって感じです。
ここで携帯ショップがどちらに当てはまるかって言うことを考えると、ノルマでしょうね。
ショップが毎月追っている数字は店員達が決めた数字ではなく、キャリアや会社から降ってくる数字なので、ノルマの定義に当てはまると言えます。
個人にもノルマがある?
さきほどの内容で各店舗にノルマが課せられているのはわかりました。
ただ個人1人1人にもノルマがあるのかどうか、これはお店によるところが大きいです。
ただほとんどの店舗がノルマを課していると思います。
というのも、個人でどれだけ獲得すればいいっていうノルマがなければ、他の誰かがたくさん販売してくれるだろうって感じになってサボるようになるからです。
なんで大体の店長は店舗の目標を割って1人1人の割り当ててることが多いと思います。
ツイートに書いてる個人別の売上表っていうのも作っているお店は多いんじゃないでしょうか。
個人別にノルマを課してい店舗は、日毎にノルマを課しているとこがあります。1日最低何件みたいな感じですね。
この場合だと1日のノルマを出勤スタッフみんなで追っていけばいいわけですが、やっぱスタッフによって実績に偏りは出てくるんで極端に実績の悪いスタッフは言われます。
イコール具体的な個人ノルマがなかったとしても、獲得していないといけない最低ラインは存在しているイコールそこが最低ノルマって感じですかね。
ながながと書きましたが、個人ノルマはあるって思ったほうがいいです。
愛されるお店って?
ツイートに書いてる「愛されるお店」っていうのはどういうことでしょうか。
普通に考えたら、お客さんの言いなりになって、お客さんに尽くすことで顧客満足度が上がって愛されるお店になるってことな気はしますが、現実問題そんなことしてたらお店は潰れます。
会社からすると、おじいちゃんおばあちゃんの操作案内でスタッフが埋まって、新規契約したいって人が待ち時間で帰ってしまったら明らかに損です。
けどタダでわからないことを教えて貰えておじいちゃんおばあちゃんは満足して満足度は上がります。けどそれを月100件こなしても会社の利益は0です。
純粋に機会損失してるわけです。
普通の意味で愛されるお店では店舗は存続出来ません。
では会社のいう愛されるお店ってなんなんでしょうか?
お客様の生活を豊かにするという建前
例えばタブレットを販売したいとしましょう。
タブレットを使ったことがない人はタブレットの良さがわかりませんし、今ほしいとも思ってません。
そこで店員がお客さんにタブレットを紹介します。
タブレットがあればこんなことが出来て、こんなに便利ですよ、と。
月額料金は増えてしまいますが、お客さんも自分の生活が豊かになる、便利だと感じ、タブレットの価値が月額料金を上回ってタブレットの契約に至りました。
チャンチャン
これはとてもいい接客です。営業とはこうあるべきです。
僕もこういうスタンスでの販売ならモチベーションは続くんですが、買う買わないを完全にお客さんに委ねる状態で、毎月の販売ノルマがあるのも変な話だと思います。
だって毎月30台タブレットのノルマがあったとして、1ヶ月で30人買う人がいるかどうかなんてわからないじゃないですか。
そうなるとタブレットに魅力を感じずいらないと思った人にも押し売りで販売することというのが横行するようになります。
ようは親切の押し売りですね。
いらないと言っているのに、便利だ便利だと売りつけられる。
親切心で紹介しているという建前と販売して台数を稼がないといけないという本音が入り混じっている状態です。
ノルマではなく、何人に紹介するっていう目標だったら不正販売も減ると思いますけど、営利企業である以上難しいんでしょうね。
総務省とか国も茶々入れてくるんだから、いっそ公営化してしまえばいいのに。
まとめ
以上、ノルマについてのツイートに解説してみました。
まとめると、ノルマはどんな形であれど無いことはほぼ無いです。
そしてそれを達成するために建前である親切心を振りかざして販売をしている、納得いかない押し売りはこの場合がほとんどだと思います。
営利企業で、しかもキャリアの代理店ですからノルマがないなんてことは普通有りえません。
面接でそんなことを言われたその会社はやめたほうがいいレベルで嘘なんで、入社するならせめて言葉を濁して素直にノルマがあるって言う会社にすることをオススメします。