ソフトバンクの強制閉店問題について店員が語る
お世話になります。
最近ネットニュースで「携帯ショップの法廷闘争」ってことで、代理店VSソフトバンクのバトルが勃発しています。
ざっくり要約すると、株式会社IFCという代理店がソフトバンクのやり方に意義を唱えている感じです。
内部情報らしきものがたくさんあるんで僕は詳しく言及出来ません。
なので詳細は東洋経済さんの記事を見たり、You Tubeでも検索したら結構動画あるんで見て欲しいんですけど、記事に書いてある情報からショップ店員の僕が思った意見を話してみようと思います。
前提として、ソフトバンクか株式会社IFCかどっちかの肩を持つわけではないです。
どっちに転んでも僕的にはいいかなって感じです。
なので僕の持論を忌憚なく語っていきます。
強制閉店制度は後出しだから無効
株式会社IFCがソフトバンクショップ事業に参入した2012年12月時点ではこの強制閉店制度は無く、2016年3月ごろに代理店の意見も聞かず一方的に強制閉店制度を繰り出してきたと。
IFC的には「最初から強制閉店のリスクがあるならソフトバンクショップ事業に参入してなかった。優越的地位の濫用や。ノーゲームやろ」というのが主張。
対してソフトバンクは「成績不振なら強制閉店制度というのは前からあったし、『成績不振』の定義を具体化しただけで突然じゃないけど?」ってことで、意見が対立してる格好になってます。
僕の意見としては、後出しで制度が変わるって結構いろんな業界にあることだしソフトバンクだけを槍玉に挙げるのはおかしいのではっていう話です。
YouTubeとかその最もたる例だと思うんですけど、YouTubeの収益化の基準も動画投稿者を選別するかのように厳しくなっていってます。
昔は誰でも広告つけれて収益を得れていましたが、再生時間が一定以下なら収益化は出来ないと足切りされるようになり、今では再生時間とチャンネル登録者が一定以上でないと収益化の審査にすら参加出来ません。
あと昔はテレビとかラジオの無断転載で稼げたり、文字をスクロールするだけの動画でもゴリゴリに稼げたけど、今でもそれも出来ません。
最近だと子ども用の動画の広告収益が激減したとかもあった気がします。
要はYouTubeでも基準や制度が変わって、昔は通用したことが今では通用しないってのが当たり前に起きています。
それで稼げなくなったYouTuberが廃業したりして意義を唱えたりもしてましたが、今回の問題もこれと本質は同じです。
ただYouTubeは参入するのにコストがかからないけど、ソフトバンクショップに参入するのは初期投資がかなりかかるってことも書いてるんで、その辺の違いで大きな問題に発展してるんだとは思います。
まあネットビジネス以外でも急な制度変更はあるだろうし、他の業種とかも叩けばホコリは出ると思うから、一斉に見直ししてもいいんじゃないですかね。
ソフトバンクの優越的地位の濫用?
携帯キャリアとショップ代理店の力関係はキャリアの方が強いです。これは否定出来ませんし、想像するのも簡単だと思います。
で、ソフトバンクがその立場関係を利用して、一方的に代理店に不利な制度に変えるのは優越的地位の濫用じゃねえかという話なんですけど、まあこれも難しい問題で立場によって意見がかなり変わるんですよね。
ただ、基本的には立場が強いほうが勝つ気がします。
最近だとフォートナイト作ってるEpic GamesとAppleの喧嘩が同じ感じです。独占禁止法とかってワードが出てくるとこまで似てます。
「AppStoreでの販売手数料は高すぎる!優越的地位の濫用独占禁止法に触れるからやめろや!けどAppStoreじゃないと客が来ないから俺たちのゲームを消すな!」
みたいな事言ってて裁判まで起こしたけどEpic Gamesは負けてました。
まあ看板使わしてもらってるんだからある程度は従えっことなんだと思います。
が、僕も代理店側の人間でIFC側の立場の人間だからわかるんですけど、ソフトバンクって色々とまあまあな頻度で変わるんですよね。一番わかりやすいのがキャンペーンとか。
ニュースサイトとか公式HPとかで発表されるのと同時くらいにスタッフも知るから、覚えるまでの時間がほぼないっていう。
まあ情報漏えいとかのリスクを加味してそうしてるんだと思いますけど、それはキャリア側の都合で代理店側のことはフル無視。つまり立場が強いから横暴な振る舞いをしても文句言われないって話なんですけど、これも恐らく昔情報をお漏らしした代理店があったからこうなったんだと思うし、どっちも正しい意見なんです。あとはソフトバンクにも制度を変えるような理由がなんかあったんじゃないですかね。知らんけど。
だから今回の問題も代理店側からだけ見ればただの暴君ですけど、ソフトバンクからしたら「嫌なら辞めろ」って話だと思うんです。
フ○テレビの「嫌なら見るな」じゃないですけど、ソフトバンクショップ事業の参入は強制されてるわけでもなければ、やめるのも自由です。採算がとれないなら撤退すればいいって話です。
YouTubeとか普通の会社員もそうだと思ってて、YouTuberはYouTubeで稼げないなら別の事をやるだろうし、会社でゴリゴリのパワハラ上司がいてしんどいんなら辞めて転職する人が多いと思います。
YouTuberならYouTubeのプラットフォームを利用させてもらってるわけで、YouTubeが無ければ仕事が出来ないのがYouTuberで、YouTubeの規則には従う必要がありあす。
そこに従わずに甘い汁を吸うのは「お前のとこのルールは守らないけど利益はよこせ」っていう感じで筋が通らない話です。
で、冒頭言ったフォートナイトを作ってるEpic GamesとAppleの喧嘩が極端ではあるけど似た感じだと思います。
優越的地位の濫用だとしても、制度を見直したら二者間だけの問題ではなく他の代理店にも影響があるんでソフトバンクも慎重になると思います。
まあソフトバンクと代理店の関係よりも、代理店とAppleの関係のほうが優越的立場の・・・ん?誰か来たようだ
ソフトバンクの評価基準は顧客のニーズを無視ってる
記事には「この評価制度であれば顧客ニーズを無視してソフトバンクの売りたいものを売った代理店が評価されることになる」と書いてるんですけど、これは至極正論だと思います。
小さいプランに入ってもらうより大きいプランに入ってもらったほうが店舗の評価が上がるから、対してデータ量使わない人にも大容量プランをおして加入してもらうみたいな感じが書かれています。
まあ営利企業として見れば、小容量プランより大容量プランのほうが月額は高いから利益も上がるってことで大容量プランに入ってもらいたいってのは分かりますが、これって問題になってるオプションとかプランの押し売り問題ですよね。
IFCのコメントで
ってありますけど、ここに書いてあることが本当ならそうですよね。
まあ会社としての利益をとるのか、お客さんの信頼とか満足度を取るのかでここの評価基準の考え方は変わるんですけど、僕としては客商売なんですからちゃんとお客さんに合った提案が出来る環境たったほうがいいんじゃないかなとは思います。
あと記事には
とも書かれていて、電気通信事業法のガイドラインでお客さんの利用状況に適した説明をしないとダメとなっています。
もしソフトバンクが顧客のニーズを無視した評価基準を作っていて、かつこのガイドラインも遵守してると言うんだったら
「法律で決まってるからちゃんとお客さんに合ったプラン言えよ!俺はちゃんと言ったからな!絶対守れよ!でも小さいプランだと評価しねえけどな!」
みたいな話ですよね。
そんで押し売りだなんだと法的にも問題になれば代理店の責任ですと。
まあ筋の通らない話です。
総務省も押し売りやめさせたいんなら小手先の政策するんじゃなくって本質的なとこからイジらないと意味ないですよ。
まあそんな詳しいとこつついても支持率上がんないから誰でも分かりやすい「携帯料金を下げる」って言葉でやってるんでしょうけど。
2019年10月まではIFCはいい成績だった
この記事によると店舗はS,A,B,C,Dの5段階で、D評価を3回とると閉店になるみたいです。
だからIFCの店舗はDを3回とってしまったってわけなんですけど
2019年の9月までは悪い評価ではなかったらしいです。
で、記事にも書いてあるんですが2019年の10月にあったのが電気通信事業法の改正でキャッシュバックが上限2万円に制限されました。
キャッシュバックって基本的にMNPをする際に貰うことが多く、キャッシュバック目当てで乗り換えを繰り返す「MNP乞食」っていう単語が生まれるレベルでキャッシュバックは結構貰えてましたが、それが終わりました。MNP乞食も同時に絶滅しつつあります。
で、記事内の表にもあるんですけど、
この表が本当ならMNPが一番ポイントが高いことになります。
2019年9月まで評価は悪くなかった、MNPが一番利益がでかい、2019年10月からMNPとかのキャッシュバックに規制入ってそれいこうの評価がズタボロ。
記事に書いてあるこれらのことから考えると、IFCのD評価店舗はMNPだけで成り立っていたお店ってことになります。
表によると、乗り換え以外の機種変更とかでもポイントは稼げるみたいですし、今現在ソフトバンクショップがバタバタ潰れてるってわけでもないからキャッシュバック規制で評価がガタ落ちした店舗っていうのも少ない印象を受けます。
つまりどの店もMNPは規制で獲得しずらくなったけど、機種変更など他のところでポイントを稼いで評価を得ているんじゃないかっていうのが僕の意見です。
なのでIFCの店舗は
MNP希望の人は結構来るけど、機種変更のお客さんが極端に少ない
もしくは
MNPのポイントが高いからそこだけに注力して、機種変更希望の人などをないがしろにしていた
のどちらかだと思います。
前者なら集客の問題だから立地とか競合とか難しい問題ですが、後者であればお金の力であぐらをかいていただけなんで自業自得です。
ま、この勝負、生き残ったボクの勝ちってとこかな
ってことで、ソフトバンクの強制閉店問題について記事にある情報から感想を述べて見ました。
ただこの問題、僕的にはどっちに転んでも良くて、代理店が勝てばソフトバンクの基準やらなんやらが緩和されて代理店に有利な方向へいくと思いますし、代理店が負けたとしてもこの敗北を機に基準が厳しくなることもないと思ってます。
ま、この勝負、生き残ったボクの勝ちってとこかな
いきなりだけど、今まで使ってきた携帯を振り返る
お世話になります。
昨日、不意に故郷の星空を思い出したんで、今回は今まで使っていたメインの携帯を振り返ってみます。
今は初めて持つ携帯がスマホって子供が多い時代になってきましたが、僕の時はギリギリガラケー世代でした。
携帯ショップの店員がどんな機種を使ってきたかっていうおそらく何んの役にも立たないであろう情報ですが、懐かしい気分に浸れると思うんで見てってください。
ちなみに最初はドコモ使ってて、就職してからソフトバンクに乗り換えた感じです。
SH902iS
一番最初に持った携帯はシャープのSH902iSでした。
確か中学2年生くらいの時に買ってもらえた携帯で、当時SH903iが出た直後くらいだったと思います。
ホントはSH903iが欲しくてしゃーなかったんですけど、まあ親の力で型落ちのコレになった感じです。
当時PSPでアホみたいにモンハンをしていたので、SH903iにプリインストールされてるモンハンのアプリが超やりたかったから欲しかった記憶があります。
SH902iSはプリインストールのゲームが確かみんなのゴルフで、当時みんゴルを一秒もやったことがなかったからまったくSh902iSには魅力を感じてませんでした。
まあ友達がSH903i持ってて、モンハンやったけど面白くなくてどうでもよくなったんですけどね。
あとこの端末、当時にしては珍しく顔認証がついていました。まあ今のスマホの顔認証と比べれば精度はかなり低かったんで微妙だったんですけどね。
他の性能は特に不満なく、使ってて恥ずかしいとかもなかったです。見た目も当時ではシャレオツなほうだったと思います。
けど次第にガラケーも薄くスリムになっていって、友達に言われた「お前のガラケー厚くね」の一言が心臓に刺さったのも覚えてます。
使ってる最後らへんには電池パックがパンパンになってメール1通で電池のメモリが1個減るとかそんなレベルで終わっていきました。
SH-06B
SH902iSの電池パックが亡くなってから次に買ったのはまたしてもシャープのガラケーでした。
この機種を選んだ理由は特になく、とりあえず薄そうな機種を選びました。
ぶっちゃけ同じFOMAだったし、SH902iSと機能的にはほとんど変わりませんでした。
強いていうならネット見る時にフルブラウザっていうパソコンのページを表示する機能がついたくらい。まあそのおかげでパケ死したんですけどね。
あんまり思い入れっていう思い入れはなかったけど、僕が使った最後のガラケーはこいつでしたね。
大学1年のときまで使ってて、バイト先でガラケー笑われてからスマホにすることを決心しました。
iPhone5とか5sが出たくらいの時期だったんで、まだガラケー人口も多かった時代だったんだけどなー。
Arrows F-04E
こいつはスペックだけはゴリゴリに良くって、バイト先の先輩に「容量だけは多いのにしとけ」って言われたんで、当時だと破格のROM64GBだったarrowsに決めました。
ほんとスペックだけ見たら当時最強クラスのスマホで、「機能全部入り」の名に恥じないスマホだったんですけど、不具合も全部入りでそっちでも最強のスマホでした。
まず熱持ったら再起動ループになります。
これは今の端末でも起こるときは起こるんですけど、大して熱くないのにループになります。
電波もくっそ不安定です。結構な頻度で繋がりません。
フリーズもお手の物で強制的に電源落として解消してたんですけど、電池パックを外す速度は世界で争えるレベルで早かったと自負しています。
それに電池の減り方もなんか周りの人より多いっていうね。
ここらへんの時期はバイク乗ってて、ナビ代わりにも使ってたけどしょっちゅう電源落ちるんでよく迷子になってました。
あとスペックの割に動作も重くて、当時めちゃくちゃ流行ってた「パズドラ」じゃ、パズルするときも動作思いから操作時間延長が常にかかってるっていうこともありましたね。
けど多分arrowsだけかもしれんけど、機能としてFMトランスミッターが使えるんで、車でBluetoothのナビ積んでなくても音楽聞けるってのは便利でした。
色々やばい端末だけど2年は使い切ったぞ。
Xperia Z3 Compact
arrowsでスペックだけじゃ判断できない事を学んだんで、次はレビューとか見て決めることにした結果、ついにSONYのXperia Z3 Compactを買うことに。
とあるモトブロガーの人のレビュー見て決めて、結果としてウルトラスーパー満足だったんでこっからSONY信者になることに。
多分ここでiPhone買ってたら今もiPhone使ってたんだろうなぁ。
画面サイズは4.7インチで前のarrowsとほぼ同じ。ストレージが16GBと少なくなる以外は性能は上がってます。まあ発売時期的に当たり前ですけどね。
今まであったフリーズや熱暴走がなく、電池もちもアホみたいに良かったんで良い思い出しかないです。
あと今までの携帯は写真がそこまで綺麗にとれる機種ではなかったからあんまり撮ってなかったけど、こいつは写真も当時だとかなり綺麗に撮れたからカメラのスペックもZ3Cのせいで意識するようになりました。
不満は無かったんで長いこと使い続けるつもりだったんですけど、とある失敗で機種が変わることになります。
Xperia X Performance
Xperia Z3 CompactでSONY信者になったんで次の端末ももちろんSONY。
そしてここでドコモからソフトバンクに乗り換えてます。
当時最新のXperiaはXZだったんですけど、充電端子がZ3Cと同じMicroUSBなXperia X Performanceにしました。
っていってもホントはZ3Cから機種変えるつもりがなく、ソフトバンクで安い端末買って安めに契約してソフトバンクのSIMをZ3Cに入れて使い続けるつもりだったんですけど、結論それが出来なかったんで、ソフトバンクのSIMで使えるXperiaを中古で買った感じです。
X Performanceは多分1年も使ってないかもってレベルで微妙でした。
というより前のZ3Cが良すぎたからって話なんですけど、画面が大きくなって電池持ちがかなり悪くなったって印象しかないです。
あと元々小さめの端末が好きだったんでこいつの5インチは結構大きく感じました。
まあ慣れていったんですけどね。
Xperia XZ1
X Performanceの次ももちろんSONYのXperia XZ1。
結論こいつはかなり満足出来る端末でした。
見た目と価格的な意味でXperia XZsとXZ1どっち買うか迷ってたんですけど、XZsは評判が悪かったり、お店のデモ機でも動作が微妙だったり、XZから大して進化してないってとこでXZ1に決めました。
この辺からSONYのスマホは冬モデルを買うのが安定っていうことに気づき始めます。X PerformanceとXZsは夏発売で微妙だったんで冬モデルのこいつで長く使うことに。
X Performanceからまた画面サイズが大きく5.2インチだったけど、5インチで慣れてたからそこはあんまり気にならず。で、問題だった電池もちがかなり改善されました。
多分Z3Cほどじゃないけど、Xperiaシリーズの中でも上位のほうなんじゃないかと思います。
目新しい機能は「3Dクリエイター」っていうカメラで3Dモデルを作る機能があったんですけど、それはほぼ使わず。ただハイエンドモデルに恥じないスペックだったからストレスなく使えました。
今としては古臭いデザインだけど、当時はベゼルレスがそこまで進んでなかったからデザイン的にも良かった良機でした。
Xperia 5
最後はXperia5。今もメインで使ってる端末です。
こいつを選んだ理由は2つ。
発売時期が冬だったってことと、デザインです。
先程も言ったようにXperiaを買うなら冬っていうのが僕の持論なんで、冬発売だからっていうのとデザインがXperiaっぽくて良かったんです。
というのが、XZ1の次に出てるXZ2とXZ3のデザインが今までのXperiaとは全然違う微妙なもので、そことのギャップもあって良く見えたってのもあるかもです。
総合的にはXZ1よりも進化してるんですけど、指紋認証だけはマジで退化してます。
指紋認証ありのXperiaはX PerformanceとXZ1しか使ってはないんですけど、どっちも認証速度も精度もかなり良かったんです。
が、こいつはそこと比べるまでもなく、普通に使おうとしても全然認識してくれません。
そこ以外は特に文句ないんですけど、そこでだいぶ微妙な評価になってます。
まとめ
以上、携帯ショップ店員が使ってきた携帯の歴史でした。
こう見てみると、途中まで周りの目とか意見を気にして選んでたけど、途中からこだわりが出てきた格好になってますね。
そして最近はまたスペック至上主義になってきた感じがするんで、次買うスマホもまたハイエンドモデルになると思います。
まとめると、信者ってじわじわ出来上がるんじゃなく一瞬で出来上がるって話です。
携帯ショップで携帯を買ってはいけない理由?実際のとこを店員が解説
お世話になります。
最近菅さんにスポットがあたる期間が増えて、携帯キャリアや携帯ショップに対して批判的な意見が増えてきてます。
YouTubeでもよくあるのが「携帯ショップに行ってはいけない、ショップでスマホ買うな」とか社会悪とか結構言われてますが、そこんとこについてショップ店員の僕が喋ってみようと思います。
よく言われる項目としてはこの4つです。
- 高すぎる付属品
- 頭金というなの手数料
- オプション押し付け
- オンラインで買うほうが絶対いい
これらについて僕の持論を述べていきます。
高すぎる付属品
ショップの付属品は高すぎるから絶対買うなマンがいます。
携帯ショップにはイヤホンとかSDカードとかフィルムとかケースとかスマホの付属品が色々並んでますが、それらの値段がぼったくり価格だから買わないほうがいいって意見が多くあります。
実際、高いと思います、はい。SDとかイヤホンは高いと思うんで僕も買ったことないです、はい。
だいたいネットで買うほうがいいかも。
頭金という名の手数料
頭金は代理店が勝手に上乗せしてる手数料という意見も多いです。
まあ一般の頭金の定義から外れているんでそういう意見が出るのもわかりますが、端末代金の一部という格好になってます。
詳しくはこちらの記事で語ってます。
keitaishop-crew.hatenablog.com
オプションの押し付け
多分携帯ショップで機種変更とかしたことあれば一度は聞いたことがあるであろう
「こちらは初月は無料のオプションになっておりますのでお試し頂いて、要らなければ外してください」
という案内。
内部情報的なものが2020年の2月頃に関係者から漏れて、オプション関係の内容とかが問題になったのも知ってる人は知ってると思います。
toyokeizai.net現職であるが故、詳しく言及は出来ませんが、まあこういうニュースで問題になってもまだ押し付けをやってるお店は、ある意味勇敢で従順なお店か、思考停止したお店だと思います。
オンラインで買うほうが絶対いい
お店で買わずにオンラインで買ったほうが絶対いいマンも多いです。
これもその通りで、待ち時間もなければ手数料無料とかもあるし、オプションや付属品とかの押し売りを受けることもありません。
要はネットで買えば自分の思った通りの手続きが出来ます。
だからネットでの手続きが出来る人はネットでやればいいと思います。
じゃあなんでショップは無くならない?
まあ散々な言われようですけど、じゃあなんでショップに来る人は居なくならないんでしょうか。
それはみなさんが思っている以上にネットリテラシーの低い人がいるってことです。
大体は年配の人なんですけど。
ヤバかったのは電話帳に1件登録してほしいからって雨の日の朝イチに店の前に並ぶ人が居たときですね。
エアコンの温度設定が出来ないからリモコン持って電気屋さんに駆け込むみたいなもんです。
画面に「新規登録」とか「保存」とか書いてるから書いてある通りに進んでいけば登録出来るし、分からないなら調べるとか説明書を見れば、わざわざ店に来ずとも解決出来ることでも、それをせず来店する人がいるんです。
で、登録というより登録のやり方を案内するんですけど、まあ覚える気がないんですよね。
1回覚えてしまえば自分でさっと出来るようになるのに、覚えるのを嫌がって毎回店に来て登録してもらおうとする人がいるんです。
さすがに思考停止を極めすぎてて何も言えませんでしたけどね。
大体の人は純粋にネットに書いてあることやカタログではわかりにくい所があるから人に聞きたいってことで来られて、説明すれば理解してくれる人が多いんですけどね。
程度の大小はあれど、オンラインで購入どころか書いてあることを実行するのも難しい人もいるんで、そういった人達の受け皿としてもショップは無くならないと思いますというのが僕の持論です。
まあ値段的に格安SIMのほうが安いのは確実だし、オンラインで購入するのが金額的にも得なのは間違いないし、いわゆる情強の人たちはそれらの申込みをショップを通さず出来ると思うんで、出来るならそれが一番だと思います。
以上です。
【質疑応答】携帯ショップの噂のホントとウソ
お世話になります。
今回は携帯ショップにおける噂とかイメージとか、「こうじゃないか?」みたいなとこのほんとかウソかってとこでお話をしていきます。
僕はだいたい4年くらい携帯ショップで働いていて、その中の出来事から判断していくので、僕の場合っていう前提がはいっていたり僕の持論込の回答にはなりますが、合ってるか間違ってるかってとこをお話していきます。
女性同士がギスギスしてる
携帯ショップの店員って結構女性スタッフの割合も多かったりします。
そういったいわゆる女の世界では嫉妬とかいじめとかいろんなものが渦巻いて人間関係がギスギスしてるという事をたまに言われますが、結論これは間違いです。
陰口だって男女関係なく言われる時は言われます。
むしろ女性同士の方が仲が良いまであります。
これは多分なんですけど、1店舗での人数がそこまで多くないからというのが僕の持論です。
女性同士でバチバチする職場って、なんか派閥とかグループが出来てそれら同士がバチバチするみたいな話を聞くんですけど、派閥とかグループが出来るほど人数いません。
まあ大都会の店舗ならまた違うんかもしれませんけど、その辺の店だと女性スタッフも多くて5,6人くらい?
そんな人数で派閥とか出来たら、1つの派閥とかグループが2人とかって格好になってしまうんですけど、それは派閥とかグループとは呼ばないですよね。
店舗の女性スタッフ全員が1つの派閥に所属しているみたいなイメージで別に女性同士だから仲が悪いとかも別にないです。
自爆営業を強要される
携帯ショップというか営業全般に言えるかもですが、自爆営業があるんじゃないかって話もあると思います。
結論、これもないです。
スタッフ1人が契約できる最大の台数ってもう決まってますから、自爆営業を続けていたとしてもいつかは出来なくなる時が来ます。
それに自爆営業を強要って完全にパワハラでアウトですから、そこまでのリスクを犯してまで1台2台の台数を稼ぎに行くって責任者もいないと思います。
要はリスクとリターンがあんまり見合ってないんですよね。
まああるとしたら強要じゃなくてお願い的な感じで言われることはあるかもですが、別にやりたければやればいいし、嫌なら断ればいい話なんで強要されることはないというのが僕の意見です。
働いてるキャリアの携帯を使わないとダメ
今どき携帯を持ってない人は珍しくなってきましたが、携帯ショップのスタッフは自分のとこのキャリアを使わないとダメなのか。
結論、どこ使ってもいいです。
ソフトバンクだからソフトバンクの携帯じゃないとダメとか、んなことはありません。
ただ、他社の携帯使ってても強制されることなく自分のとこに乗り換える人は多いです。
理由は色々ありますが、自社サービスを使って接客に役立てたいとか、プランとか機種を覚えているうちに欲しくなったりとか、純粋に安くなったり条件がよくなったりするからとか。
僕はソフトバンクショップに勤務してますが、普通にドコモのGalaxy使ってるスタッフもいるし、格安SIMでSIMフリースマホを買い替えてる人もいるし、自分の携帯は好きに使ってOKって感じです。
携帯に詳しくないと務まらない
携帯ショップのスタッフは日常的にスマホに触れて、お客さんに説明しないといけないから携帯に精通していないと務まらないんじゃないか。
これも結論そんなことないです。
僕も入社前はそんなイメージ持ってたんですけど、正直スマホのスペックとか語る場面ってそんなに無いんですよね。
まあそりゃ詳しいに越したことはないですけど、詳しい事いっても伝わらないお客さんのほうが多いんですよね。
大体のひとってスマホはiPhoneかその他って感じで、スペックよりも見た目とかメーカーで判断してます。
Wi-Fiの対応規格とか周波数帯とかはまだしも、RAMとかROMとか別に気にしない人も多いし、画面の解像度の数値とかも気にするひとは携帯ショップではそもそも買わないと思います。
携帯のスペックとかに詳しくて気にする人はネットとかで自分で買って使うと思うし、ショップで買うにしても指名買いで店員が追加で説明することも無いと思います。
そういったスペックとかを気にしない、分からない層が携帯ショップで説明を受けながら端末を選ぶので、過度に詳しくてもその知識を使う場面はほとんどないです。
ってことで別に特段詳しくなくともショップ店員は務まります。
可愛い子、イケメンがいたら連絡を取る
ショップ店員で接客の仕事をしていると、お客さんですげえイケメンとか超かわいい女の子とかが来ることもあります。
ショップ店員がそういったお客さんに個人的に連絡をとってアタックすることはあるのかって話なんですけど、これもないです。
普通にコンプラ違反です。
携帯ショップって個人情報の取り扱いがクソほど厳しいです。
なんか手続きするんなら来店する度に決まってる本人確認書類で確認がいるし、店にお客さんの個人情報が残ってたら基本アウトです。
そんな中お客さんの個人情報を私的利用してしまったら普通に懲戒案件だし、今の時代一瞬でSNSとかに晒されてバレると思います。
まあ店員が最強の美男美女で、連絡されたお客さんも満更でもなかったから公になってないってこともあるかもしれませんけど、これもリスクが高すぎるんでわざわざやろうと思う店員はいないんじゃないですかね。
まとめ
以上、携帯ショップのほんととウソってことでお話してきました。
昔はあったけど、今は規制とかでなくなったこともあると思うんで、今回お話したのは現代版の回答ということでお願いします。
まとめると、等価交換の原則って大事ですね。
陰キャが携帯ショップで働いたら起きた変化3選
お世話になります。
今回は陰キャが携帯ショップで働きだしたら起きた変化ってことでお話していきます。
陰キャっていうのは陰気な人間な事をいうんですが、陰キャの特徴が500個くらい当てはまってる僕の場合でお話します。
だいぶコミュ障と陰キャ体質は改善されつつあるんで、荒療治でも治したいって人は入店してみてもいいかもです。
コミュ力が上がった
まずコミュ力が体感できるレベルで上がりました。
今も高いってわけじゃ全然ないんですけど、元々がメーター振り切って低かったから、前年比で見ると右肩上がりで上昇中です。
僕は学生時代の友達はだいたい片手の指があれば足りるくらいで、人見知りも激しく人見知り選手権があれば上位を総なめするであろう実力を持っているんですが、携帯ショップってそれとは正反対の陽キャがめちゃくちゃ多いんですよね。
一見そうは見えなくても昔はバキバキにハジけてたり、見た目はおとなしいけどゴリゴリにコミュ力が高かったり。
で、人間そういった環境におかれると、周りと同じように染まっていくんですよね。
よく英語を喋れるようになりたければアメリカに住むのが早い、英語だらけの環境に身を置けば勝手に身につくみたいな話がありますが、それと同じって話です。
あと接客する仕事だから嫌でも人と接しないといけないんですけど、やっぱ陰キャ丸出しだと実績も出ないし、アンケートもボコボコなんですよね。
上達するのであれば上手い人を真似るのが一番の近道ってことで、コミュ力おばけ達のマネをしていたら自然と自分も喋れるようになってきたってのもあります。
物怖じしないようになった
携帯ショップで働くようになってビビらなくなってきたっていう変化もあります。
昔は金髪にグラサンかけたゴリゴリのヤンキーがお客さんで来たらだいぶビビりながら対応してたんですけど、キョドらずに話せるようになったし、性別が女性ってだけでビビってた時期もありましたけどそれもなくなりました。
多分度胸がついた理由は慣れもあるし、営業をしていくうちにキャパシティが広がったってのもあると思ってます。
携帯ショップは携帯売るだけじゃなくて他のものも営業をかけて行く必要があるんですが、大体上司が見張ってます。
よくある営業マンと違って1つの店舗内ですべてが完結するんで、店長とかにすべて筒抜けなんです。
ってことはやれと言われたことはやらないと怒られるし、あれこれ提案しろと言われたらしないとだめです。
けど大半は断られて終わるんで、断られることに抵抗がなくなっていくんですよね。
聞こえの良い言い方をすれば失敗を恐れなくなるんで、今まで苦手だった事や出来なかった事もビビらずに出来るようにはなりました。
店員さんへの接し方が変わった
これはよく聞く話かもしれませんが、自分もなんかしらの店員になれば他の店員さんにも優しくなれる論です。
店員になる前、なんで学生時代ですがコンビニとか飲食店の店員さんには結構無愛想に接してました。無愛想っていうかコミュ障なだけでしたが。
けどまあ自分が店員になってからは「ありがと」とかそんな感じの感謝を伝えられると結構嬉しいんで、コンビニとかでもお礼を言うようになったし、飲食店でもごちそうさまとか挨拶が出来るようになりました。
ただ、最近はこの店員に対する気持ちが溢れすぎてて、コンビニで買うもの決まってレジ行きたいけど店員さんが品出ししてたら一段落つくかなってタイミングまでうろちょろするようになったり、弁当屋さんで昼飯の受付時間ギリギリだと行くのをためらうようになったりと、なんか迷惑になりそうなことを避けるようになったりしてます。
そんなん気にせんって店員さんも多いと思いますけど、なんか気にしちゃうようになったなあ。
まとめ
以上、携帯ショップで働いて起きた変化3つでした。
携帯ショップに限らず接客業だったりキャッチとかの仕事だったら同じような変化は起きる気はします。
悪いことばっか言われる業界だけど、成長できるとこは成長できる仕事なんでこういった一面もあるんだということで今回は終わります。
携帯ショップ店員が使っている月額サービスベスト3
お世話になります。
最近は買い切りのサービスは減ってきて、何でもかんでも月額のサブスクリプションが増えてきました。
携帯ショップの店員をしているとわけのわからないものに毎月課金されていて月額が変に上がっていたり、詐欺まがいの月額サービスっていのに入っていて解約したいとかっていう相談をちょいちょい受けることがあるので月額サービスにはあんまりいいイメージがありません。
それと月額ちまちま払うより、1回バシっと払って終わりが好きっていうローンが嫌いな人と同じような考えを持っている僕でも月額料金を払って使っているサービスっていうのがあります。
今回はそんな刺さる人には刺さるオススメの月額サービスをよく使う順ベスト3で紹介してきますよ。
3位 Amazon Prime
第3位はAmazon Prime。月額500円か、年額4900円です。
CMでもよくやってるから見たことある人も多いんじゃ無いでしょうか?
AmazonPrimeの特典は結構あります。
色々書いてますけど僕が使ってるのは2つ。Primevideoと配送特典です。
っていうかこの2つ以外の特典は今はじめてしったまであります。
Primevideoは晩酌しながら映画を見るのによく使っていて、ラインナップが豊富とは言いませんが適当に気になる映画を垂れ流しています。洋画が多い印象。
そんで配送特典は、お急ぎ便が無料になったり、お届け日指定が無料だったり、送料がそもそも無料になったりとAmazonで買い物をする人であればあって嬉しい特典がついています。
Softbankの携帯使ってるからヤフーショッピングのポイント還元率が高く、ヤフーショッピングで買い物をよくしてたんですけど、よくよく見たら商品の値段がAmazonのほうが結構安いんですよね。
だから還元されるポイントを加味しても、Amazonで買ったほうが得っていうことになったんで、配送特典もかなり重宝してます。
でもまあ映画とかオリジナル映像コンテンツを月額500円で見れるって結構安いほうで、おまけで配送特典がついてくるって感じなんで、サブスクリプションサービスの中でもコスパがいいからオススメです。
2位 Kindle Unlimited
第2位はKindle Unlimited。月額980円。
これもAmazonの月額サービスで、対象の電子書籍を読み放題出来るっていうサービスです。
本を読まない人であればまったく魅力を感じないサービスですが、iPad miniを買ってから電子書籍で本を読むようになったんで、僕は結構使ってるサービスです。
これもオススメの理由としてはコスパの良さ。
本ってビジネス書とか自己啓発本とかだと1冊1000円は結構超えるものが多いです。1500円とかが多いかな。
だから月に1冊読めばもとがとれます。けど本って暇なときとか休憩時間に読むだけでも1冊3日とかあれば読み終えることが出来ます。
ってことは1ヶ月で10冊計算で、本来であれば1万円くらいかかるところが980円で済んでるってことになります。約90%OFFです。
まあ対象の書籍はたまに入れ替わりはするけど決まってるんで、読みたい本が読み放題の対象でない場合もあるんで、すべてがすべて980円で済んでるってわけではないんですけど、ベストセラーとかも多くて十分読み応えのある書籍も多いから普通に満足してます。
電子書籍を読むのに便利な端末を持っていて、本を普段から読む人であれば1回は試してみてほしいサービスです。
1位 YouTube Premium
僕が一番使ってる月額サービスはYouTubePremiumです。月額1180円~。
YouTubePremiumの特典は大きく4つ。
この他にYouTubeのオリジナルコンテンツの視聴が出来るようになるらしいんですが、僕は一切みてません。Primevideoで事足りてます。
ただそれ以外の特典が普通に便利すぎます。
まずYouTubmusicっていう音楽聞き放題のサービスが使えます。
他にもAWAとかSpotifyとかLINE MUSICとか、音楽聴き放題のサービスはあります。
僕は車のナビとBluetoothでつなげて運転中に音楽とか流しているんで結構重宝してます。
YouTubemusicも、AWAとか他の音楽聴き放題のサービスも曲数とかは大体一緒です。
で、それらはだいたい月額980円とかなんで、YouTubePremiumの1180円より安く聴き放題できます。
けどAWAとかって音楽だけなんですよね。それで200円くらいしか違わない。
YouTubePremiumは200円高いけど、YouTubeの動画を広告なしで見ることが出来ます。
広告なしだけに200円って高くね?って思うかもしれんですけど、1回使ってみたらわかります、広告がいかにうざいか。
まあテレビでいうCMみたいなもんなんで、出るのは仕方ないんですけど、やっぱ数十秒とか自分の時間が奪われるわけです。
けどそれを月額200円でスキップ出来ます。月に200本動画見るなら1本1円で広告スキップ出来るわけです。
僕は余裕で200本以上見てるんで、広告スキップの恩恵もかなり受けることが出来ています。
まあパソコンでYouTube見る人とかはブラウザの広告ブロックアドオンとかで弾けますし、Androidのスマホなら非公式アプリの「YouTube Vanced Edition」っていうのをインストールすれば広告なしで見ることも出来ます。
けどスマホでもYouTube見るし、非公式アプリは安定性とか悪くてアップデートもめんどくさかったりで、僕はYouTubePremiumに加入するという結論に至りました。
現在AWAとかSpotifyとか音楽聴き放題の月額サービスに加入していたり、YouTubeを四六時中見るって方にはオススメです。
まとめ
以上、携帯ショップ店員の僕が使っている月額サービスベスト3でした。
どれも使わない人には刺さらないサービスですが、使っているのであれば1度は試してみてほしいサービスたちになってます。
特に1位のYouTubePremiumでの広告なしは1度経験したらもう戻れないと思うんで、ぜひお試しください。
開店時間は融通を効かせるべき?
お世話になります。
今回もツイッターのツイートについてお話してみます。
雨の日に開店時間前にお店の前で待っていたお客さんが
「雨なんだからはやくいれてよ」
的な事を言うから、スタッフはお客さんのことだけを考えて融通を効かせるのが理想なのかってツイートです。
一見そんくらいやってあげればいいじゃんって思う人もいるかもしれませんけど、そうはいかない理由もあるんで喋ってみます。
例外を作ってはいけない
今回はすでに決まっている営業時間をお客さんの都合で融通を効かせろって話なんですけど、営業時間前に手続きをしたり対応するのは基本NGです。
そうやって例外を作ってしまうと
「前はやってくれたのに!」
ってことになるんです。
これは開店時間に関してだけじゃなくて、データの移行や設定、委任状不備や確認書類不備とかも、一度でも前例を作ってしまうとアウトです。
一番あるのがデータ移行。
店員がスマホを操作してデータが消失したとかっていう事故があったりで、今では基本的にスマホを勝手に触ったりとかデータを動かしたりとかっていうのは出来なくなっています。
けど昔はデータ移行も代行してた時代もあったりで、その名残で
「前やってくれたんだから今回も全部移してね」
って人が割といます。
データって消えてしまったらお店では復元出来ないことが多いし、消えたデータの補填って出来ないんですよね。
お子さんが小さいときの写真とか、もう二度と撮れないような写真が消えてしまったりしたら責任のとりようがないもん。
あと本人確認書類を何も持ってないけど、「前はそんなもんなくてもやってくれた!」とかいう年配の人がちょいちょいいます。
まあ本人確認なしで手続きはもちろんタブーなんでそんなことしてる店はないと思います。
だから「前はやってくれたって言えばやってくれるだろ」って魂胆で嘘を吹っかけてきてる輩もいると思います。前例はないけどあったことにして今回もやらせようって奴が。
それでやってしまったら見事に不正の前例を作ってしまうわけなんで、決まり事は守る必要があるってわけです。
あとは「他の店ならやってくれた」とかもあります。
コンプラ違反なんで純粋な好奇心でどこの店か聞いても、大体答えてくれないです。まあ嘘だろうから答えれないんかもしれんけど。
この間はMNPしたいって人が「他の店はキャッシュバック5万円してくれるって言ってた」とか言ってた人もいたけど、キャッシュバックの上限は2万って電気通信事業法で決まってるし、そんなハイリスクな事するお店はほぼないしで店員からしたらすぐわかる嘘を付く人ってのもいました。
案の定、どこの店か聞いたら答えてくれなかったんで、高額キャッシュバックが欲しくてふっかけただけなんでしょうね。
店員からしたら決まっている事を破るのはリスクがあったり良いことは何もないんで、例外の対応はあんまり期待しないほうがいいと思います。